【ものがたり洋菓子店 月と私】のシリーズ第6巻。
タイトルの通り6番目の幸せを登場人物たちがみつけていくという内容。
特に、今回は闇の深い登場人物令二の過去のお話でもあります。
お菓子を分かち合う幸せが伝わってくる巻で、どこかほっこりする回でございました。
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①あらすじ
じれったい両片想いの末、互いの気持ちを確かめ合った「月と私」の内気なパティシエ・三田村糖花と、お菓子の魅力を物語として届けるストーリーテラーの語部九十九。
自宅マンションの建て替えで住む場所がなくなった語部が、糖花と妹の麦の家に同居することに。
急接近――と思いきや、語部に大手企業からヘッドハンティングの誘いが。
一方糖花に想いを寄せる令二の秘めた過去も明らかに……。
※Amazonの商品ページより引用しております。
②読んだきっかけ
野村美月先生だからという理由だけで読み始めたシリーズも第6巻。
ほかのシリーズも順調に続いていて、野村先生も少なくとも作品を世に出せるくらいの体調なんだなぁと、続編を店頭で見かけるたびに安心しております(どんな心境よ…)
紅茶とマドレーヌシリーズは今の40代の今と昔が描かれていて、今の私は今はこのシリーズの方が好みでもあるのですが、ツキワタシリーズはシリーズでいろんな人がお菓子をきっかけに前向きになったり、お菓子を通じて素敵な恋をするという話で、こちらも、新刊出るとワクワクしてしまいます(何目線?)
今回もヒロイン糖花と語部さんがどんな風に進展していくのか…
楽しみにしながら購入いたしました。
③感想・レビュー
(1)6番目の幸せとは?
映画【六番目の幸福】が出てくる本作品。イギリスの女性宣教師が中国を愛し、中国で中国人の戦争孤児を守り抜くという内容の映画です。
中国では「長寿、富貴、健康、道徳、天寿」の5つが幸福とされていて、人はそれ以外の幸福は1つしか持てない(=6番目の小福)なかで、6番目の幸福を探すという内容になっています。
正直、登場人物たちは各巻で増えているものの、各登場人物達を掘り下げるネタなんてそこまでないだろうと思っていたら、まさか、映画【六番目の幸福】でさらに引き出してくるとは。
ネタバレになり詳細は控えますが今回は、令二の過去とこの【六番目の幸福】が絡みただの闇をかかえるおせっかい男子の令二が好きになる回でした。
(2)少しマンネリ気味かもしれない…
語部が語るストーリーですが、今回はそこまでストーリーを語るシーンがなかったというのもあるのですが、語るシーンも毎巻感じるような感動はなかったかなぁ…というのが本音です。
お菓子もおいしそうと思うものの、積み重なってきているのか、慣れたせいか、今までの方がもっと美味しく感じたよ?とも思いました。
あと、糖花と語部さんの進展が遅いというか…そのじれったさが駄々甘い感じで良さだと思う反面、そこまで奥手で大丈夫なのか?語部さん?とはなる回だったなと思います。
その分、次回はいろいろとはっちゃけそうな感じではあるので楽しみではありますが。
④こんな方にオススメ
シリーズものなので本作品単体でオススメというのは難しいのですが、
・スイーツみたいな恋に飢えている方
・登場人物達のほっこりする話を読みたい方
特に、ヒロインたちだけではなく、ヒロイン達を取り巻く登場人物達のサブストーリーが中心の作品が好きな方には間違いなくオススメしたいシリーズです。
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