姫乃さんがふるまう紅茶とお菓子にかつての友人たちやその関係者達が癒されて、一歩前に進む物語の第2巻。
かつて恋をしたあの時の人を今でも思い出すことはあるけども、やっぱり愛しているのは今のパートナーだということを思い知らされる良いシリーズだなと感じた第2巻。
第3巻も発売されるので、このシリーズがしばらく続いてほしいなと思った、第2巻でした。
第1巻を楽しまれた方には文句なしにオススメです。
↓1巻『紅茶とマドレーヌ』のレビューはこちらから
ダイヤモンドの輝きは永遠【紅茶とマドレーヌ】(野村美月)の感想・レビュー – ジジの読書部屋
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①あらすじ
屋根裏ティールーム『エミリー』には、奏園女子学院の生徒たちが集い、紅茶と焼き菓子を楽しんでいる。
けれど雇われ店長でシングルマザーの姫乃は悩んでいた。
奏女の高等部に通う一人娘・笑里に、最近遠ざけられているからだ。
一方、笑里の前に現れた奏女のスターでミステリアスな上級生・永遠が、姫乃にある相談を持ちかける。
サクほろのスコーン、バノフィーパイ、そして思い出のマドレーヌ……。
姫乃が焼く英国菓子が、母娘のすれ違った心をそっと結び直す、大好評シリーズ第二作。
※Amazonの商品ページより引用しております。
②読んだきっかけ
野村美月先生が元気そうなのがとにかく嬉しい私は、『紅茶とマドレーヌ』の続編が出るとは思っていなかったです。
まだ、小公女セーラを読んでいないのに、先に続編が発売されてしまったのですが、もちろん
読まないという選択肢などない!!
高校生の娘がいて、一方的に夫が離婚をつきつけてきたという波乱の展開から始まり、かつての輝いていた同級生たちはその頃の面影もないところから輝きを取り戻していった第1巻の続きが読めることがこんなに嬉しいとは思わなかったくらいの気持ちで読みました。
③感想・レビュー
正統な続編
第1巻目はかつてのヒロインである姫乃やその同級生たちの輝きを取り戻す話でしたが、今巻はその輝きが戻ってから起きる問題のお話に振られているなと感じました。
前巻の登場人物たちが少し輝きを取り戻したけれども、日常生活が全てうまくいくわけでもなく、上手くいきそうになったり、前向きになったりするとどうしても別の問題が出てくる。
その問題を、姫乃さんのお菓子と、純粋さで良いきっかけを自然と与えていくという感じが正統であり王道だなと感じる内容に仕上がっていると思いました。
愛って良い意味でこういうもんよねと思う最後
若干、ネタバレになるかもしれませんが、本巻の最後のところは40になった私もめちゃくちゃよくわかるなと感じました。
昔の恋に関する内容なのですが、私だけではなく、このレビューを読んでいただいている皆さんもあったと思います。
学生時代の恋
初恋を思い出すかもしれないし、想いを伝えられなかった恋、一時だけ実った恋、それぞれいろいろな恋をしたと思います。
学生時代に恋をした相手とそのまま結婚して一生を添い遂げるなんてことができればよいですが、私も含めほとんどの人はあのときあんなに恋焦がれたあの人は今、自分の人生のパートナーになっていないと思います。
社会に出て自分にとって良いパートナーが見つかって、家庭を持ってしばらく経った後に、偶然、昔、恋焦がれていた人と出会ったら?
おそらく、今も昔も特別なあの人であることは変わりないにしても、じゃあ、今のパートナーへの想いと恋焦がれて憧れだったあの人への想いは同じか?
この答えの中に愛を感じる作品でした。
④こんな方にオススメ
・学生時代のあの頃の輝きを取り戻したい方
・お菓子と紅茶と姫乃さんがいれば生きていけると思いそうな方
私は特に、昔の恋が忘れられず、今のパートナーといろいろと比べてしまう方に読んでいただきたい作品です。
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