毎日、毎日続く仕事。転職でもしない限りは環境だってかわらず、何十年もほぼ同じ仕事を繰り返す日々で仕事なんてやりたくないとすら思う日々かもしれないあなた。
そんなあなたにもう一度仕事と向き合ってもよいと思うこと間違いなしのお仕事ミステリー。
事業の終わりは事業を立ち上げた人が終わらせるとき
![]() | 新品価格 |
①あらすじ
精魂込めて作り上げた新規事業が、親会社に潰された。理由はリスク回避。
「なんであんたたちの意味わかんない論理で、あたしのアイデアが潰されなきゃなんないのよ!」
怒りを爆発させた三年目の社員・高宮麻綾は、社内外を駆けずり回り、〝リスク〟の調査に乗り出す。
私は私の仕事をモノにしてみせる――
だってそういうたまらない瞬間のために生きているんだもの。
忖度、義理、出世……それって昭和の話? いえいえ、いつの時代も会社はややこしくって面白い!
今日の味方は明日の敵――めくるめく令和のサラリーマン小説が爆誕。
※Anazonの商品レビューより引用しております。
②読んだきっかけ
実は発売当初からタイトルは気になっていた作品。
ただ、私の中での謎ルールなのですが、初版厨であるわたしは手に取った時は時すでに遅し…重版されてたんですよね…
そうなると、もう後回しにしてしまうことが多い私は、続編が出たあたりで偶然寄った書店で初版が置いてあったので、
今が読み時だ!!
と謎の神のお告げが聞こえた(幻聴)ので、購入しました。
タイトルからは正直ミステリーだとはあまり思ってなかったのですが、このタイトルでどんなミステリーに仕上がっているのか?楽しみにしながら。
③感想・レビュー
(1)私も仕事を頑張ってみようかなと思った
仕事や職場が第一というわけでもないヒロインの高宮麻綾。周りの友達はうまくやっているようにみえて羨ましいなと思っている彼女が社内コンペで本気でやりたい事業をプレゼンして、事業を立ち上げるところから始まる本作品。
せっかく決まったプロジェクトが、いろんな理由で頓挫していくのですが、それでも自棄になりつつも、自分のプロジェクトを取り戻していく姿ややりたい仕事に対してとことんまでやっていく姿は、今の自分には間違いなくなく、なんならその情熱を失っていたなとすら感じました。
コミカルでもあるのですが、仕事がとん挫する悔しさや何やってもうまくいかないし、自分の力ではどうにもできない力で仕事が立ち消えになったりするということを高宮麻綾を通して思い出したり、高宮麻綾が仕事がうまくいくと自分が仕事をうまくやって気持ちよかったことを思い出したりしながら読むと
私ももう少し仕事を頑張りたいな
という気持ちになってくる。
私が普段から仕事を頑張ってるみたいな感じに聞こえてしまうかもしれないですが、今、仕事をすることに張り合いがない、こんな会社辞めてやるといつも思っているなど、仕事や職場に悩んでいる人にこそ刺さる作品だと思っています。
(2)なんでそんなにそのプロジェクトにこだわるのか
一方で、面白いのに何で高宮麻綾が自分の立ち上げたプロジェクトにそこまで拘るのか?
本作品に対しては私はこの点は大分ひっかかってはいます。
妄信的に自分が立ち上げたプロジェクトの復活のためにあらゆることをやるのですが、そのモチベーションというか行動力の源は正直よくわからない。
確かに、私もリアルの仕事では興味もないのにやりたいことを無理やり探してやったり、別に好きではない仕事をやって客に感謝されるのはむしろ気持ちよいと思うし、なんでやりたくもない仕事のためにここまでやるのか?と思うようなこともします。
そういう意味では、私も求めているのはただ充実感が欲しいというだけで、高宮麻綾のように妄信的に仕事をしていることもあるなと読みながら思いましたが…
これが同族嫌悪的なもの(自分と似ているからなんか嫌)からきているのものなのかはわからないのですが、仕事をする元気ややる気をもらえるにしても
そこまでプロジェクトに拘る理由は何なのだろうか?
と、読んでいる私が充実感や、仕事に対する謎の責任感だけでは説明できないんじゃないか?くらいに高宮麻綾の圧が強い気もしました…これは私が読み込めていないかもしれませんが、いくら何でもやりすぎじゃね?感もあったなと…
この点は気になりましたが、お仕事×ミステリーに偽りはなく、謎解きもそうなるかぁとなる内容でした。
④こんな方におすすめ
・今、会社をやめようか悩んでいる方
・仕事のマンネリで仕事のやる気が起きない方
特に、仕事やっても何もうまくいかないなと感じていたり、仕事をやってても怒られても平気なくらいに拗らせている方にオススメいたします。
↓高宮麻綾の引継書】(城戸川 りょう)をAmazonでチェック
![]() | 新品価格 |


コメントを残す