①あらすじ
山々に囲まれた田舎町・戎ヶ丘。
寂れゆく町で、学生の深水雛子は行き場のない思いを抱えていた。
その日の朝、雛子は行きつけの駄菓子屋で同級生たちと合流し、他愛ない話に興じていた。
閉塞感はあるもののそれはいつもの日常のはずだった。その化け物が現れるまでは――。
※Amazonの商品ページより引用しております。
②読んだきっかけ
サイレントヒルはゲームから知っている作品ではありましたが、シリーズを通して未プレイ。
でも、タイトルには興味はあった作品。
そんな中、TLで見かけたのがゲームサイレントヒルfのノベライズ。店舗で売り切れ続出という情報を目にし、表紙も和のホラーっぽい。ちょっとおもしろそうだなと思っていました。
売り切れ続出のため、店頭で見かけることがあったら購入するかと思っていて、見かけないだろうと思っていたら偶然発見。
これは買って読めのサインと思い、購入いたしました。
③感想・レビュー
まず、私みたいなゲーム未プレイ者はゲームをプレイするなり、動画サイトでプレイ動画を見ないと作品内の世界が浮かばないです。
何も知らずに読んでいたら、田舎町とはいえ、鉄筋コンクリートの住宅をイメージしてしまったりしていましたが、ユーチューブのプレイ動画をみて
思ってた世界と全然違う!!
になりました(笑)
トタン屋根に木造住宅。昭和というか高度経済成長前(私のイメージ)の田舎のイメージ。
いわゆる徘徊している怪物も、思ってたのと違う感があって…
ただ、そうは書いたものの、ノベライズを読み進める→動画で確認すると、へぇ~こんな感じなんだというような発見や思っていたことと合っているのかという答え合わせをするようで楽しかったです。読んでた時はなんじゃこりゃでしたが(笑)
人気ゲームになる所以もわかるなというくらいに、内容もなかなか複雑でいろいろな解釈もできそうな話な上に、それも含めてどこか奥があって面白く感じる作品だなという感じ。
ただ、若干グロいなぁと思うところもありはしますが、そこまで怖いなと思うところがなかったですね。何かいてるかわからないという感じで怖さを感じなかったのかもしれないですが。
ノベライズの内容は読みつつ、読み終えたところまでプレイ動画を観た感じでは、ゲームの内容に忠実だなと感じました。
良く言えばゲームの内容通りなのでブレがないし、登場人物のその時その時の心情がわかって読みやすい、悪く言えば、ゲーム以上の内容は描かれていないノベライズだなと思います。
ゲーム以上の情報がないため既プレイ組にとってはノベライズをどこまで楽しめるのかはわかりませんが、未プレイで今後ゲームをする予定のない私はプレイ動画の視聴も含めて楽しめた1冊だったなと思います。
これからゲームをプレイされる方はまんまゲームのノベライズはネタバレにしかなりませんので、その点は注意していただきたい作品ではありますが。
「女の幸せは結婚」みたいな価値観のある田舎で暮らす女子高生の雛子。女の子らしさが重要な世界で自分らしさとは何なのかに悩むわけですが、成長するにつれて自分らしく自分の思うように選択するというのは難しいこと。
私だって自分らしくありたいとは思いますが、他者との関係でそれを貫くのは難しかったり、結局他者にうまく操れてしまったりしてしまうもの。私も他人をうまく使おうとしているところもありますし。
ただ漠然といわゆるどんな状況でもKY的な自分を貫くのではなく、他者との関係での自分らしさってなんだろうか?ということを考えさせらえる内容でもあるなと思い、シナリオに深みもある内容なのだなと思ったノベライズだと思いました。
④こんな方にオススメ
・サイレントヒルfは興味あるけどもプレイ予定はない方
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※転売もありますが、どうしても今すぐ手に入れたいとか初版にこだわらなければ公式の重版待ちでよいと思います。


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