お梅は今度こそ、今度こそ、今度こそ呪いたい…【お梅は魔法少女ごと呪いたい】(藤崎翔)の感想・レビュー

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①あらすじ

 かつては戦国大名を滅亡させたほどなのに、約500年ぶりに復活してからは間違えて人々を幸せにしてばかり……失敗続きの呪いの人形お梅が〝ハッピー魔法少女イライザ〟なる人形と出会った!

 お梅とは正反対の、人の幸せを願ういけ好かない存在だが、特殊能力満載のイライザをも利用して今度こそ現代人を呪い殺せるのか。

※Amazonの商品ページより引用しております。

②読んだきっかけ

 『お梅は呪いたい』を読んで、お梅、人を呪い殺したいはずなのに可愛いなと思うこと2年がそろそろ経つよという頃に、またまた出ました、第3巻。

 タイトルから魔法少女ごと呪いたいらしいお梅を見守りたい私が読まないという選択肢があるわけもなく、2025年の100冊目はキミに決めた!くらいの感覚で読みました。

 偶然にも99冊目を読み終えたのが令和7年12月13日。そう、本作品の発売日だったもので、そら、読みたくなりますよね…

③感想・レビュー

 ハッピー魔法少女イライザと呪いの日本人形のお梅が出会ったぁ~な今回。

 ここまで2冊ともお梅を読んだ、否見守ってきた私からすると、楽しみにしてはいたものの、どうせお梅は呪いたいのに最後はみんなハッピーエンドなんでしょ?というワンパターンのマンネリが正直怖かったです。

 ところが、クセが強すぎる魔法少女の人形が出てきたせいで、いやおかげで、とんでもなくカオスな新たな世界ができたことと、今までみたいに、拾われた人がただ幸せになるだけじゃないという内容になり、

 あれ?少しぱわーあっぷしてね?

 と思ったのが読後の感想です。

 ただ、ハッピー魔法少女はお梅よりも力持ちのようで、お梅さん、完全に下っ端になっとるという感じ。そんな感じも確かに可愛らしいといえばかわいらしいのですが、イライザとのやり取りが多くて、前2巻と比べると人を明確に呪うシーンが少なくなったように感じました。

 そこは物足りなかったなと正直思うものの、飽きたという感じは読んでいてしなかったので、総じて面白かったなと感じる内容だなと思いました。

 前2巻は、心の病になったり、昔の人ほど忍耐強くなどないと思われがちな日本人は物理的には健康になっているのと、抑圧された感情が爆発してもそれが人殺しに向かわないため、お梅が呪ってもきかないとか思ったことと違う感じになるので、お梅からすると最強というような感じの現代の日本人。

 しかし、実は死ぬよりも恐ろしく苦しいことがあるということをお梅は知らず、今巻はお梅のしらない日本人の苦しみがしれっと描かれているのではないかと感じる内容でした。

 そう、お梅は知らない…死ぬよりも苦しいことがあるということを…

④こんな方にオススメ

・今の日本人って思っているよりも強いことを感じたい方
・お梅を魔法少女ごと見守りたい方

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