①あらすじ
お嬢さんたちの若い命が、新世界を担うのです。
どうぞ、健やかに過ごしてくださいね……。
喧嘩別れした親友が高校を退学した。
突然、山に施設を作った新興宗教・NI求会に入会したのだ。
親友を取り戻そうとする凜音。
東京から《特別》になるために来た初花。
大人が《楽園》と定めた場所に閉じ込められた子供たちは、
その聖地で、禍々しいものと対峙する。
※Amazonの商品ページより引用しております。
②読んだきっかけ
『宙ごはん』を読んで以来、それ以降発売された町田そのこの単行本は皆勤賞の私。
町田そのこ先生の作品が出るたびに書いておりますが、これが今の私の読書のルーチンみたいなものなので(笑)
このままいけばおそらく、本作品が町田先生の単行本最終になるのではないか?と思うので、今年も無事に町田先生作品をコンプリートできたのではないか?と思い込んでおります。
今回は、Xで流れてきたのは、ホラー?スリラーとは聞いていて、作者にあまりイメージにない系統だなと感じていて、正直、どんなんだろう?とは思いながら手に取りました。
③感想・レビュー
スリラー、ホラーとありますが、私はそこまで怖いとは思わなかったです(※個人の感想です)。
(小学生の時にSFCでプレイした「かまいたちの夜」や中学校の時にプレイした『バイオハザード』は怖かったなぁという印象。読書で怖いと思った作品は『黒い家』貴志祐介。ただ、ここ最近ホラーといわれて読んでもそこまで怖いと思わなくなったので、耐性があるかもしれません)
ただ、作者の作品史上最大で人が死ぬなと感じながらは読みました。
怖いというよりは悲しいという感情に近いなと感じたのが第1の印象。
友情がテーマになっているのですが、どんだけ喧嘩しても仲の良い友達がいることのうらやましさも伝わるのですが、それがすれ違ったままだというのは悲しいことなのだなと感じたのが読後の印象です。
ホラー、スリラー部分も私は冒頭で怖くないとは書きましたが、ストーリーとしては重要な部分だと思っていて、ホラーらしく
怖い敵に勇気と友情で立ち向かう
というのが非常に面白く感じ、怖い部分もどうなるのか気になりながら読んではいましたが、その怖い敵にどうやって立ち向かっていくのかわくわくしながら読みました。
また、私の中では、町田そのこ作品といえば、年を重ねたいわゆる老人の知恵や経験が作中で生きるということが多い印象がありますが、本作品もその傾向は踏襲しいて、該当部分を読みだしたときは、
あっ、きたきた、これよ!
となりました(笑)
そして、読後の参考文献…
タイトル読んで、
これ、もしかして、タイトルの楽園で遊ぶってこういうこと?
と思った作品でもあります。もちろん、その参考文献を目にして興味マシマシになったのは内緒です(笑)
④こんな方にオススメ
・友情がホラーを打ち破る作品と聞いて興味が湧いた方
・本レビューを読んで怖くないなら余裕でしょ?と感じた方
・今年は町田そのこ作品を全部よむだぁ~と決めた方
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⑤次の1冊にオススメ
①【夜のピクニック】(恩田陸)
『彼女たちは楽園で遊ぶ』を読んだら、参考文献いってほしい!!って言いたいところですが、それだと面白くないので。
まずは、1冊目は、高校生活最後の歩行祭を描いた、本作品かなと思います。
夜を徹して80キロを歩き通す歩行祭。夜のピクニックを本当にやっているような気持ちになれる本作品ですが、各登場人物の友情も丁寧に描かれていて、高校生、友情と『彼女たちは楽園で遊ぶ』とリンクする部分が多いのでオススメの1冊に上げたいと思いました。
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②【心臓の王国】(竹宮ゆゆこ)
こちらは高校生のブロマンス(男の友情、BLではない)を描いた作品。
青春がしたい!と熱望するアストラル神威と鬼島鋼太郎が出会うところから始まるのですが、声を上げて笑いそうになるほどのコメディ感もあるのですが、ただ笑えるだけの話だけじゃない。
最後は好き嫌いあるかもしれませんが、それでも友情が作品の根幹にあるという小説で推すなら私は本作品だなと思うほどに好きな作品です。
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