【猫を処方いたします】 感想・レビュー

京都にあるというとある心療内科?に行って、悩みを相談したら、猫を処方された。

 いろんな悩みを持つ人がたどり着いては猫を処方されるクリニック。果たして猫は悩みを解決してくれるのか?

 そして、そのクリニックの秘密とは?

 タイトルもそうですが、まず表紙の可愛いさに癒やされ、読んでみようと思った作品。

 読んでいくと猫の魔力は異常というくらい、猫に没頭していく各登場人物とその回りの人たち。

 猫のは薬だなと本気で思う、何なら私も猫に癒やされたいなと思うくらい、猫、かわいいよ、猫…

 さて、そんな猫たっぷりの本作品は、実は猫がかわいいだけじゃなくて、猫を育てることの大変さや、飼い主側の事情で保護されてしまったり処分されてしまったりする現実などもちょこっと書かれています。

 本作品からは感じ取れたものは、実は心療内科とかそういうところに助けを求めただけで、半分悩みは解決できているようなもんだなと思いました。

 猫はあくまで、本作ではスパイス。本当は、人づてで聞いた怪しい心療内科に行ってでも抱えている悩みを打ち明けただけで、少し気持ちは軽くなる。

 軽くなった結果、連れて帰った猫に癒やされたり、動物の世話をすることで、自分の生活を立て直す(部屋を片付けたり、仕事から早く帰ってきたり、猫の世話をするために回りの人に助けてもらったり)ということをする。

 猫を処方する是非はおいておいて、動物を飼うということは大変だし、いつかはお別れしないといけない悲しさはあるものの、確かに動物の世話をすることはセラピーだなと思いました。

 表紙に癒されたら是非手にとってみて欲しい作品です。 

※ブクログに掲載した感想を転載しております

 去年、ジャケット買いしたほどの表紙が可愛すぎる本作品。

 表紙を見て、可愛いなぁと思ったら読んでみてほしい本です。

 猫の可愛さには言葉なんていらないと思います。

 猫、可愛いよ…猫…


 


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