【猫を処方いたします。④】(石田祥)感想・レビュー

①あらすじ

 京都の路地にある怪しげなクリニック「中京こころのびょういん」。今日も飄々としてノリが軽いニケ先生とクールな看護師・千歳さんが、スマホ依存症の小学生、ルッキズムに囚われた女子大生、亡くなった飼い猫を想う母……それぞれの問題に適した“猫”を処方していく。一方、処方された猫を返さないままでいた「予約の患者さん」の鳥井青も悩んでいて――。

※Amazon商品ページより抜粋しております。

②読んだきっかけ

 『猫を処方いたします。』の表紙の可愛さに惹かれてジャケット買いして読んで以来、シリーズを追いかけている私。

 今回ももちろん発売日に購入いたしました。

 初版限定なのか、期間限定なのか、カバーのデザインのポストカードが付いてくるところがまたよし!

③感想・レビュー

 開幕のスマホ依存に猫を処方するところから、もう面白いとなっていた私。ひいき目なのかもしれませんが、猫満タンな作品なんだから、ひいき目に読んでいいじゃないですかね?(笑)

 悩める人に猫を処方するシリーズ4巻目ですが、マンネリもせずに、飽きもせずに楽しく読めます。

 久しぶりに出てきた人もいるし、この人、あの人やんという人が出てきたして、ニケ先生のところに訪れる患者が新しくなるだけじゃなくて、今まで出てきた登場人物にもスポットがあてられるというのも個人的には良かったなと思います。

 そして、毎度のことながら思う、猫を処方して悩み事を良い方向へと向かわせていくこの療法。本当にあればよいなと思います。

 薬を服用するということじゃなくて、猫の世話をすることで自分自身の気づきを得る。猫は癒しであり先生でもあるというのが相変わらず面白ないと感じる作品です。

 本シリーズ、毎回同じような感想を抱いてしますのですが(笑)

④こんな方にオススメ

・カバーをみて可愛いと思ってしまう方
・猫満タンにされてみたい方
・ネコかわいいよぉ~ネコ…はっ⁉な方

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↓シリーズ初巻

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