①あらすじ
京都の路地にある怪しげなクリニック「中京こころのびょういん」。
今日も飄々としてノリが軽いニケ先生とクールな看護師・千歳さんが、姉に処方された猫を返しに来た主婦、将来に焦るケアハウス職員……など患者それぞれの問題に適した“猫”を処方していく。
クリニックの隣室で会社を営む椎名も、遂にニケ先生たちと対面し――?
可愛らしい猫たちとちょっと切ないストーリーが話題の大人気シリーズ第五弾!
※Amazonの商品レビューより引用しております。
②読んだきっかけ
『猫を処方いたします。』の1巻の表紙があまりに可愛すぎたため、衝動的にうちの子にしてしまった初巻を読んで以来、読み続けている本シリーズ。
今回も発売日に購入余裕でした。
シリーズがいつまで続くのだろうか?
毎回ハラハラしながらシリーズを購入し続けております。いつか私もニケ先生のメンクリにたどり着くかもしれないと夢を見ながら。
③感想・レビュー
毎回毎回、猫を絡ませてよくここまで話を広げられるなぁと思う本作品。
猫が可愛すぎるからかもしれませんが、マンネリ感なく読み続けることができております。
今回は特に私が仕事でやらかしていた時に読んだということもあり、個人的にはかなりしみたなぁと感じた内容でした。
私も結構、猫的な部分といえばおかしいかもしれませんが、わがままだし、自分の都合でしか考えていなかったなと感じることも多々あるし、仕事のミスを嘘でごまかしたりってやってるなぁと思いながら読んでました。私が仕事でやらかすとき、大体こんな感じなので、今回は余計に染みるなぁと個人的には思っていました。
また、今回はシリーズの登場人物でも重要な人物が絡む話が結構多いなという印象。
もともと、いつ終わってもおかしくはないシリーズだなと感じておりましたが、終わりは近づいてるんだなと感じる巻でもあります。
こんなことを書くと、今巻で終わりではない
というネタバレになるかもしれませんが、おそらく、シリーズ最終回だと帯に最終巻を匂わせてくると思うので、ここはネタバレでもないとは思いたい…
ただ、終わらないということは、ニケ先生の待ち人はまだ来ていないということで、ニケ先生の待ち人は誰なのかがわかる巻なのかなと思います。
ここから次の巻で終わりとなっても不思議ではないし、まだまだ続くよ?となってもおかしくはないので、次が最後か?とは断言できないあたりが、きまぐれな猫らしい作品だなと改めて思いました(笑)
ただ可愛いだけじゃなくて、内容はビターな面もあるし、各章読み終えても、希望はあるけどもハッピーエンドというわけでもない。それでも、猫を処方される面白さと猫に振り回される処方された人という構図は何回読んでも飽きないなと感じるシリーズ。
今巻も無事に癒されました。
④こんな方にオススメ
・仕事でうまくいかないなとか空回りしてしまっている方
・猫に癒されたい方
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